About ROWANROWANについて
創立、1978年。
Rowanの歴史は、イギリスのウェストヨークシャーにあるハダーズフィールド近隣の村の小さなお店で始まります。創業者のステファン・シェアードとサイモン・コッキンは、当初は織物用品と編み物キットの専門店を営んでいましたが、手編みのトレンドデザインに即した高品質な糸を作りたいと考えていました。彼らは画材箱のカラーパレットのような色とりどりの天然繊維を探求します。そうして、98色のLightweight DKが誕生します。ステファンとサイモンは、時代を超える色彩の糸を提供することに最大級の価値を置きました。これらの価値が、今日もRowanの中心にあります。
「Rowan」の名称は、英国の織物の遺産と伝統が深く絡み合うヨークシャーのホルム川のほとりに並ぶ美しいナナカマド(rowan)にちなんで名付けられました。それが今でもRowanロゴの中にナナカマドの葉の形で残っています。1979年、同社はホルムファースのグリーンレーンミルを購入し、そこが次の15年間の我々の家となりました。スタジオが移転し、私たちの夢も何年にもわたって成長しましたが、この約40年間、ヨークシャーを離れることはありませんでした。Rowanのオーナーシップも何度も変わりながらも、ブランドを育み、高品質の糸製品を提供し、編み物とニッターに忠実であり続けるという精神は変わりません。私たちは自分たちのルーツに忠実であることで、グローバルな影響力を獲得しました。ローワンはウェストミンスターファイバーと提携し、1985年にアメリカに進出します。そこから世界30カ国へとRowanブランドを拡大させてきました。
1982年、ステファン・シェアードとケーフ・ファセットの偶然の出会いがRowanを新しい方向に導き、ファンのためのデザイナー主導のプロジェクトが始まりました。1983年にWoman&Home Magazine表紙に掲載された通信販売キットが彼らの最初の大きな成功となります。予想をはるかに超える注文を集め、これが1986年に立ち上がるオリジナルのRowan Magazineに結実します。Rowanメインデザイナーのケイフ・ファセットはその中の第一人者として、驚異的な色彩スタイルのニット作品をデザインし続けています。現在、彼のチームにはリサ・リチャードソン、マーティン・ストーリー、エリカ・ナイト、ブランドン・メイブリー、アルネ&カルロス、クウェイル・スタジオ、ジョージア・ファレルなど、才能あるデザイナーの数々がエリートチームに加わっています。私たちの究極の使命は今も昔も同じく、デザイナーのインスピレーションから生み出された高品質な糸を届け、毛糸を編んで着る喜びをファンの皆様にお届けすることです。